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  • 執筆者の写真takashi maruyama

がんにまつわるお話し                      9月27日 市民講座のご案内

暑かった夏が終わり、穏やかな秋に向かう気配がします。

週末ごとに台風が来るのは閉口しますが、ゆっくりと家で過ごす休日も またいいものですね。


今日は、今週行われる市民講座のお知らせです。

隅田区が主催する がん対策アクション&ピンクリボン in すみだ 2022 での公開講座に登壇します。テーマは 「がんになっても大丈夫。先端医療の実情と知っておくべき備えとは」です。


墨田区が企画して今週毎日がんにまつわるプログラムが準備されています。

よくがんで亡くなる方のニュースが流れます。がんが増えている感じがしますが、実はほかの病気が理由で命を落とす機会が減っています。厚生労働省が発表するデータでは、がんで亡くなる方の割合は確実に下がっているのです。


今回の会では、腫瘍を摘出するための最新の技術、特に覚醒下手術をご紹介します。脳腫瘍やがんの脳転移では、手術による合併症を最低限におさえなければなりません。そのために、手術の途中で起きてもらい、自分で手足を動かせるか確かめていただいたり、言葉がちゃんと喋れているのかお話ししながら腫瘍をとる という技術があります。


もうひとつがんの治療成績が改善した理由に、新しい治療薬の開発があります。抗がん剤と聞くと、つらそう、副作用が心配、と連想されるでしょう。最近の治療薬は、抗がん剤ではありますが、ちょっと作用が違います。副作用が少ないながら、効く方には絶大な効果を発揮する薬もでてきました。


今回はこれらについて、わかり易く紹介する予定です。

お時間があれば、どうぞ立ち寄ってみて下さい。


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