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  • 執筆者の写真takashi maruyama

2023年のはじまり




年が明けて、はや1ヶ月が過ぎようとしています。

コロナによる生活制限がはじまり3年が過ぎました。ワクチン接種やマスク着用、会食制限など、多くの制約の中で、日々の生活も大きく変化してきています。


医療者同士の情報交換や海外のデータを紐解きながら、その時期に応じて外来診療の中で情報をアップデートしてきました。正しい情報を判断しながら世界の動向をみていると、日本語で流通する情報の偏りの大きさが目に余ります。メディアやSNSが日々の生活にどれだけの影響力を持っているのかがよくわかります。


私の外来に来られた方々にはその都度情報を整理してアドバイスをしてきました。メディアに溢れている不安をあおるようなニュースを切り捨てること、今わかっていることとわかっていないことを整理することを心掛けました。一番大事にしてきたことが、欲しいと思う情報が存在するのかどうかです。わからないことを「必要な情報がない」と言えるかどうかで、物の見方が変わります。われながら、一歩先取りして、それほど間違った判断をしていなかったと、自画自賛しています。



この3年で変わったことは、行動の自主的制限、対面での人との接触の縮小でしょう。いつのまにか物価が上がり、なおさら外に繰り出すことを控えるようになってしまいました。これによる弊害は、高齢者が外にでて人と話す機会が減ったことで、体力の低下や認知症の加速、学童の情緒不安定の増加でした。



そんな中で広がったのがZOOMを使ったコミュニケーションでした。高次脳機能の活動はZOOMを使うことで各地の方々と通じあえることになりました。美味しいお店や地方の名産、お金の知恵など、定期的なZOOM会議の中で、会話の輪が広がり、知恵や知識の輪が広がりました。


いまは、こんな活動をメタバースの中で広げられないか、というレベルまで高まっています。ハンディキャップがあるからこそ、逆境のなかでもたくましく前に進んでいることを実感します。エネルギーがあるからこそ、蓄えながら出口を求めながら前へ前へと進んでいます。



2023年は円高からの金融相場の乱高下、ウクライナ戦争、異常気象、物価の高騰と、不安な始まりです。でも、間違いなくコロナの終焉と新たな生活の始まりに向かうことになりそうです。



コロナの3年間を生き延びた美味しいお店は、どれも固定したお客さんに守られて、味や質を落としていない店ばかりです。そんなお店の情報をどんどんシェアしていきたいですね。ほんとは海外旅行にも目を向けたいところですが、旅費や物価が高すぎてまだ手放しで海外旅行は計画できません。まずは国内をいろいろ旅することから始めます。


仲間を誘って、情報を交換し、賢く、楽しく歩みをすすめようではありませんか。


今年の前進を願って、アリゾナ州グランドキャニオンに向かうまっすぐに進む道を添えました。









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