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治療装置ZAPとはどんなもの?
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ZAP-X はガンマナイフ、サイバーナイフのそれぞれの利点を組み合わせて新たに開発された放射線治療装置です。
ガンマナイフの特徴
治療精度 0.01mmの正確さで、標的とした病変に高いエネルギーでのガンマ線を利用した放射線治療を達成します。
正確な治療を達成するために 頭部を4本のピンで固定します。
サイバーナイフの特徴
工業用ロボットを応用して、複雑な形状に対応した照射を達成することのできるX線を利用した放射線治療ができます。
ピン固定の代わりにマスクでの固定を行います。
ZAP-Xの特徴
定位放射線で治療ができる患者さんは世界で150万人はいると計算されています。
しかし、実際に治療を受けられた方は20万人程度です。
必要な方に治療を提供できるように、より安全に広く治療を行える装置です。
ガンマナイフを扱いながら新しい発想でサイバーナイフを開発したジョンアドラーが、さらなる発展のために新しい装置を開発しました。
ガンマナイフの正確さ、サイバーナイフの形状対応を組み合わせたX線を利用した放射線照射装置です。
ピンを使わないマスク固定ですが治療精度は0.19mm、大きなサイズで複雑な形状の腫瘍にも照射が可能です。
通常の放射線装置は周囲2mのコンクリートに囲まれた密閉空間で放射線を遮断します。
ドームのような自己遮蔽により、窓のある普通の部屋に設置することができます。
脳の解剖に熟知し、脳の手術をする脳外科医が、メスとともに最も最適な治療を行う道具としてのベストミックスを達成するための装置です。
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