丸山隆志のプロフィール
腫瘍の摘出術にこだわり、東京女子医科大学で20年ちかく脳腫瘍の診療に携わりました。
術中MRIや覚醒下手術など 国内では最多の年間100〜150件、計2000件を超える脳腫瘍手術を行うとともに、さまざまな臨床試験を行ってきました。
覚醒手術では400症例を超える症例経験を積み重ね、脳の機能評価や保護に取りくんできました。
5年生存率で表現される難しい脳腫瘍でも、10年を越えて通院を続けている患者さんも多くおられます。
外来での長いおつきあいでは、お孫さんが生まれたり、結婚されたり、まるで古くからの友人のようにご家族も交えた診療ができることを幸せに感じます。
このような患者さんとの交流は報道でも紹介されました。
2021年2月23日(火) 10:05~
放送局:NHK
番組名:「明日へつなげよう」あの日から~震災遺児の10年~
2020年10月29日(木) 午後8:00~午後9:00
放送局:NHK BSプレミアム
番組名:『忘れられない患者』 スーパードクター 心の交流「脳神経外科医・丸山隆志」
2020年6月7日(日) 24:40~
テレビ朝日系列『名医の極み』
2023年4月から、産経新聞のコラム「脳疾患とくらし」にて、脳の働きと病気について執筆しています。
(ブログに順次掲載していきます)
脳腫瘍では治療と同時に患者さんの脳の働きをいかに守るかも大きなテーマになります。
脳腫瘍を専門とする「高次脳機能チーム」を構成し、10年以上にわたり外来診療を通じて脳機能の検査と保護に取り組んできました。
脳腫瘍に生じる高次脳機能障害は、認知症などの病気の場合とは違うところも多く、社会からの認知も少ないのが現状です。
長期の生存を果たしているのだから仕方がない と考える必要はありません。
また、治療の途中でも、適切な診断とアドバイスがあれば、もう少し良い生活につながるはずです。
そんな思いを込めて、このサイトを立ち上げました。
脳腫瘍の患者さん以外でも、脳の機能に関係することには変わりはありません。
通常のリハビリテーションとは違った、脳外科医の視点からアドバイスができることがあるかもしれません。
脳腫瘍、がんの脳転移、てんかん、高次脳機能で、もしやと思われたなら、お気軽にご相談ください。
もちろん、これから治療を受けられる方やセカンドオピニオンのご相談を可能です。
現在は脳腫瘍外来、高次脳機能障害外来を以下のスケジュールで行っています。
脳腫瘍外来 火曜日終日、土曜日終日 宇都宮脳脊髄センター シンフォニー病院
水曜日午前 東京女子医科大学 脳腫瘍外来
木曜日午後 銀座並木通りクリニック
高次脳機能外来 第2・4木曜日午前 東京高輪病院
1992年 3月 昭和大学医学部卒業
4月 東京女子医科大学脳外科入局
1993年 4月 東京女子医科大学大学院脳神経外科学入学
1994年 7月 ハーバード大学脳神経外科 ブリガム アンド ウーマンズ病院
Harvard University, Brigham & Women’s Hospital, Children Hospital,
Brain Tumor Research Center留学
1997年 5月 東京女子医科大学大学院 医学博士号取得
2009年 4月 東京女子医科大学 脳神経外科 講師
東京女子医科大学大学院 先端生命医科学研究所
先端工学外科学分野 講師兼務
東京女子医科大学大学院看護学研究科 講師兼務
2016年 4月 東京女子医科大学がんセンター 研修室室長兼務
2019年 4月 同 非常勤講師
7月 ZAP Surgical Inc. Neurosurgical Clinical Expert
2022年 4月 宇都宮脳脊髄センター シンフォニー病院 脳腫瘍部門長就任
学会・社会活動:
H12(2000) 昭和女子大学オープンカレッジ非常勤講師
H14(2002) 東京国際音楽療法専門学院 非常勤講師
H18(2007)~H29 厚生労働省がん研究助成金指定班
JCOG (日本臨床腫瘍研究グループ) プロトコール審査員
H26(2015)~H29 日本脳神経外科コングレス運営委員就任
H29(2018) 日本脳神経外科学会評議員
H29(2018) 総務省情報通信審議会情報通信政策部会
IoT新時代の未来づくり検討構成員
H25(2016)~ ベトナム、ハノイ大学ベトドク病院脳外科
visiting professorとして定期的に脳腫瘍手術指導に渡越
2019年 ベトナムで初の覚醒下腫瘍摘出術を達成
新着 Best Doctors Award 2010~
「国民のための名医ランキング 2024-26」